
「あなたのため」と言われてモヤッとする理由― 「顧客のために」と「顧客の立場で」の違いを考える ―
最近、夫がBNIや全国福利共済のようなネットワークビジネス系の勧誘を受けることが続きました。その中でよく言われるのが、「これはあなたのためになるから」「絶対に損はさせません」という言葉。一見すると、親切で誠意のあるような言い回し。でもなぜか、こちらの心には引っかかりが残るのです。今回は、このモヤっとした違和感の正体を、「顧客のために」と「顧客の立場で」という二つの視点から考えてみたいと思います。