普段のチャットを「そのまま議事録化」するシンプルな運用ルール
今や、業務のコミュニケーションはメールよりチャットが主流。
Slack、Chatwork、LINE WORKS、Teamsなど、さまざまなツールが職場で定着しています。
そんな中、ふと「これ、わざわざ議事録作る必要ある?」と思ったことはありませんか?
実は、普段のチャットこそが立派な議事録になるのです。
今回は、今日から始められる「チャット議事録化」のシンプル運用ルールをご紹介します。
チャットを議事録化する5つのメリット
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記録が自動で残る
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検討の経緯が見える化される
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決定事項をすぐに共有できる
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ナレッジとして検索・再利用しやすい
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AIとも相性抜群で要約もラクラク
わざわざ「議事録を別で作らなきゃ」と身構えなくても、
チャットの運用を少し工夫するだけで、十分役立つ記録になります。
チャット議事録化のシンプルルール
スレッドや話題ごとに区切る
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雑談と業務は分ける
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テーマごとにスレッドやタイトルをつける
例)
「●●プロジェクト進捗」「今週のToDo確認」
決定事項・重要事項はタグで目立たせる
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【決定】【ToDo】【メモ】などをつける
例)
【決定】来週の納品日は5/10に確定
【ToDo】Aさんが○○を5/7までに提出
議論のあとに「まとめ投稿」をする
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代表者や気付いた人が簡潔にまとめる
例)
【まとめ】納品は5/10決定で進める
定期的に「決定事項まとめ」を投稿する
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週1など定期的にまとめ投稿するのがオススメ
例)
【今週の決定事項(5/2週)】
・納品は5/10
・仕様確認はAさんが5/5まで
AIを積極的に活用する(オプション)
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ChatGPTなどで「このスレッドを議事録風にまとめて」と依頼するだけでOK
【補足】「話したほうが早い」は卒業しよう
つい電話したくなる気持ちはわかりますが、
電話はその場だけのやりとりになりがち。
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記録が残らない
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相手の時間を強制的に奪う
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チーム内共有が難しい
こうしたデメリットも多いため、原則「まずチャット」の文化をつくると良いでしょう。
もちろん緊急時や微妙なニュアンスが必要な時は電話もOK。
ただし、その場合でも必ず「電話後の要点共有」をチャットで残しましょう。
例)
【電話メモ】さきほどの件、5/10納品で決定
まとめ
日々のチャットを少し工夫するだけで、
仕事のスピードも質も大きく向上します。
「話したほうが早い」は一旦封印し、
非同期×オープンな情報共有を習慣にしてみましょう。
チーム全体の生産性とナレッジの蓄積が、驚くほど変わるはずです。
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