「数字のことは、経理と税理士さんに任せてあるから大丈夫」
そう思っていませんか?
わたしは創業初期の個人事業が複数の事業所を持つ会社に育つまで、ずっと数字のそばで働いてきました。その経験から言えるのは、経営者が数字から目をそらした瞬間に、会社は「なんとなく」で動き始めるということです。
とはいえ、簿記の勉強から始める必要はありません。経営に必要な数字の知識は、実はそんなに多くないんです。
このページでは、当ブログの会計・財務の記事を「この順番で読めばつながる」ように並べました。気になるステップから読んでも大丈夫ですが、迷ったら上から順にどうぞ。
ステップ1:数字の「ものさし」を手に入れる
最初のつまずきは、言葉の混同から始まります。「売上」と「利益」、「PL」と「BS」。ここが曖昧なままだと、どんな管理表を作っても機能しません。
売上と利益の違いを理解して経営を安定させる方法
すべての出発点。「売上は伸びてるのにお金がない」の正体はここにあります。
粗利率で経営を見る——売上より大事な数字の話
経営で一番よく使う「ものさし」。まずこの1本だけでも。
BS脳とPL脳の違い——経営者が身につけるべき財務の見方
今期の損益だけ見ていませんか? 会社の「体力」を見る視点が手に入ります。
ステップ2:自社の数字を「見える化」する
ものさしが揃ったら、次は自社の数字を毎月見る仕組みです。難しい分析は要りません。見るべき数字は、実は3つくらいです。
固定費と変動費の分け方——損益分岐点を自分で計算する
「あといくら売れば黒字か」を自分で計算できるようになります。
キャッシュが尽きる前に気づく——月次で見るべき数字3つ
月次チェックの型。これだけ回せば「突然の資金ショート」はなくなります。
PL・CF計算書・資金繰り表の違いと経営者の使い分け方
3つの書類の役割分担がわかると、数字を見る時間がぐっと短くなります。
ステップ3:会社にお金を残す考え方
数字が見えるようになると、次の疑問が湧いてきます。「利益って、どこまで残せばいいの?」——ここで考え方を間違えると、成長が止まります。
利益ゼロ主義では会社は成長しない——運転資金を積む重要性
「節税で利益を消す」経営の落とし穴。まずこれを読んでほしいです。
貸借対照表(BS)を積み上げる中小企業の財務戦略
強い会社は例外なくBSが厚い。その積み上げ方の話です。
借金が多いほど実力があるは勘違い——健全な借入の考え方
借入は悪でも勲章でもなく、道具。健全な使い方の基準を持てます。
ステップ4:税理士に任せきりにしない
「顧問税理士がいるから安心」——実はここに、中小企業の財務の大きな穴があります。税理士の仕事は「過去の税務」。「未来の財務」は、誰の仕事でもないままなんです。
税理士がいるから安心は誤解——税務と財務の違いを知る
このガイドの中で、一番伝えたい記事かもしれません。
税理士・会計士・FPの役割と違いをわかりやすく解説
専門家それぞれの守備範囲を知ると、頼み方が変わります。
経営者が知っておくべき税務と節税の基本知識
節税の「やっていい線・危ない線」の基礎知識です。
ステップ5:管理会計を自社に入れる
仕上げは、数字を「経営判断の道具」に変える管理会計です。決算書のためではなく、あなたの意思決定のための会計です。
管理会計とは何か——中小企業経営者のためのわかりやすい解説
まずは全体像から。財務会計との違いがわかります。
なぜ中小企業に管理会計が必要なのか——導入の理由と効果
「うちみたいな規模でも要るの?」への答えです。
管理会計の始め方——中小企業経営者向け入門ガイド
明日から始める具体的な手順。エクセルで十分です。
業種別の実践例も書いています。保険代理店/美容室/コンビニ/システム開発会社/店舗経営——近い業種があれば、あわせてどうぞ。
まとめ:数字は、不安をなくすための道具
資金繰りも管理会計も、突き詰めれば「安心して決断するため」にあります。全部を一度に理解しなくて大丈夫。まずはステップ1の3記事、そして月次の数字を1回見てみることから始めてください。
読みながら「うちの場合はどうなんだろう?」と思ったら、プロフィールのページからお気軽にご相談ください。
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No.2の現場術の記事ガイド:No.2の教科書——右腕・番頭役がこの順で読む記事ガイド


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